コラムCOLUMN
こんにちは。
ふじみ野市上福岡の「こんどう歯科」です。
皆さんは、自分の口臭が気になったり、ご家族に口臭を指摘されどうすればよいかとお悩みになったりしたことはありませんか?
じつは、口臭を気にしている方は10〜70代の男女の約8割が自分の口臭を気にしているという結果が出ています(出典:日本歯科医師会HPより)。
口臭の原因はほとんどの場合はお口の中に原因があるんです。
「口臭」には何種類か原因があります
口臭とは、「口あるいは鼻を通して出てくる気体のうち、社会的容認限度を超える悪臭」と定義されているものをさします。
(出典:厚生労働省e-ヘルスネット「口臭の原因・実態」より)。
口臭には大きく分けて3つの種類があります。
1.外因的口臭
多くの方が気にする口臭の1つです。
普段の食事で発生するニンニク臭、ネギ臭、嗜好品などのタバコ臭などがあり、一時的なものなのでほとんどが時間とともに気にならなくなります。
2.生理的口臭
起床後や空腹時などに、口の中にいる細菌が、剥がれた粘膜や死滅した細菌などのタンパク質を分解して発生します。
多くの生理的口臭の原因が舌の上で生じ、白いコケのようなかたまりになったものを舌苔(ぜったい)といいます。
健康な人でも起こりうる口臭で、体調が悪かったり口の中が乾燥したりすると増殖します。
3.病的口臭
歯周病やむし歯などお口の中が原因で起こる、口腔由来のものと、糖尿病や肝臓病など全身疾患が由来のものと2つの原因があります。
ひどい口臭は「歯周病」が原因かもしれません
病的口臭のうち、代表的なものが歯周病が原因で起こる口臭です。
口臭の大部分はお口の中の気体(ガス)が由来です。
歯周病が悪化すると、歯と歯ぐきの溝の歯周ポケットが深くなり、歯を支える骨が溶かされていきます。
歯周ポケットが深くなればなるほど歯ブラシの毛先が届かなくなり、臭いの元であるガスが溜まり、細菌も活性化していきます。
口臭ケアの1番の予防は、毎日のご自宅での歯磨きや歯医者での定期的なクリーニングが有効です。
ふじみ野市上福岡の「こんどう歯科」では、口臭の代表的な原因である歯周病ケアを、年齢ごとに合わせて行っています。
口臭を含め、お口の中で気になることがありましたらお気軽にご相談ください。