コラムCOLUMN
【小児歯科】お口ポカン……むし歯や歯並びの悪化につながるお口のクセ
こんにちは。
ふじみ野市上福岡の「こんどう歯科」です。
気づいたら、お子さんのお口が「ポカン」と開いていることはありませんか？
いわゆる「お口ポカン」の状態を、そのまま何もせず放置してしまうとさまざまな悪影響を及ぼすことがあります。
常にお口が開いてる状態は、ある病気の症状の1つです
日常的にお口がポカンと開いてしまっている状態を、「口腔閉鎖不全症（こうくうへいさふぜんしょう）」といいます。
口腔閉鎖不全症は、食べる、話すなどといったお口の機能がじゅうぶんに発達していない「口腔機能発達不全症（こうくうきのうはったつふぜんしょう）」という病気の症状の1つです。
お子さんは、お口がずっと開いている状態を「カッコ悪いから」という理由で、保護者の方や周りの大人たちからの指摘で気付きます。
早期発見・早期治療を行うことで、お子さんの健やかな成長と将来起こりうる生活習慣病の予防にもつながります。
「お口ポカン」はむし歯や歯並びの悪化にもつながります
お口ポカンの状態を放置すると、さまざまな影響が出てきます。
・姿勢が悪くなる
お口が開いたままの状態になるため、口呼吸になります。
口呼吸だと顎が下がり、舌を前に突き出すようになるため、猫背になりやすく、姿勢がどんどん悪くなります。
・いびきをかく原因に
口呼吸は、いびきをかく原因にもなり、熟睡できず、疲労がなかなか取れない可能性も。
・虫歯や歯周病のリスクも
お口ポカンだと、お口の中が乾燥しやすくなるため、汚れを洗い流してくれる唾液の分泌量が減ります。
唾液の分泌量が減ることで細菌が増殖しやすい環境になり、虫歯や歯周病のリスクが高まり、口臭の原因にもなります。
・歯並びが悪くなる可能性も
舌を前に突き出すくせがあると、舌が歯を押してしまいます。
そうすると、歯並びが悪くなるだけでなく、顎の変形を引き起こす可能性も高くなるんです。
ふじみ野市上福岡の「こんどう歯科」では、歯医者が初めてのお子さんにもやさしい治療を行っております。
お子さんの気になる症状がありましたら、気軽にご相談ください。