コラムCOLUMN
こんにちは。
ふじみ野市上福岡の歯医者「こんどう歯科」です。
「乳歯は抜けるから、むし歯になっても大丈夫」と、お考えではありませんか?
乳歯のむし歯は、進行すると永久歯に悪影響を与えるリスクがあります。
子どものむし歯のはじまりは白っぽく、気づきにくいため、定期検診でこまめにチェックすることが大切です。
今回は、子どもによくみられる「白いむし歯」についてお話します。
子どもの歯の一部が白い!これってむし歯?
仕上げ磨きのときに、子どもの歯の一部が白っぽくなっているのを発見したことはありませんか?
これをホワイトスポットといい、酸によって歯が溶けた「初期むし歯」のときや歯の質が弱いときに発生します。
初期のむし歯は症状がなく、白っぽい色をしているため、見逃してしまうケースも少なくありません。
また、子どもの歯は硬くなるまでに2〜4年かかるため、むし歯になると進行が早いことが特徴です。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット-子供のむし歯の特徴と有病状況 より) >
仕上げ磨きの際には、お口をよく観察し、変化に気づくことが大切です。
ホワイトスポットができる2つの原因とは
ホワイトスポットの原因として、以下のことが考えられます。
●歯磨きがうまくできていない
歯磨きがうまくできていないと、むし歯菌の出す「酸」によって歯が溶け始め、歯が白っぽく見えます。
これが初期むし歯の状態です。
小さなお子さんは、イヤイヤ期や歯ブラシを嫌がり、歯磨きがむずかしいこともあるかもしれませんね。
当院では、歯磨きのコツをアドバイスしておりますので、お気軽にご相談ください。
●エナメル質形成不全
エナメル質形成不全は、うまれつき歯の表面のエナメル質がうまく作られず、白っぽく変色します。
むし歯ではありませんが、歯の質が弱くむし歯になりやすいため注意が必要です。
毎日のブラッシングと、定期的な歯のチェックでしっかり予防をしましょう。
フッ素塗布でお子さんの歯をむし歯から守りましょう
定期検診では、お口のチェックやブラッシングの練習はもちろん、フッ素塗布も行っています。
フッ素には歯を強くし、むし歯菌の活動をおさえるはたらきがあり、子どものむし歯予防に効果的です。
実際に、乳幼児に定期的にフッ素を塗布した結果、むし歯をほぼ半分に減少させたというデータもあります。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット-フッ化物歯面塗布 より) >
上福岡の歯医者「こんどう歯科」では、お子さんに寄り添いながら治療を行っています。
キッズスペースや、おむつ交換台もございますので、赤ちゃんの歯科デビューもおまかせください。
土曜も18時、平日は19時まで診療しており、幼稚園や保育園のあとやお休みの日に通うことが可能です(2023年9月現在)。
お子さんのむし歯予防や歯科検診についてのご質問・ご相談は、お気軽に当院までお問い合わせください。